このページでは、Umangoのシステム要件、主な機能仕様、ネットワーク要件についてご紹介します。

システム要件

ディスク
ストレージ
アプリケーション用に 3GB、かつ15GB 以上の空き容量
メモリ最低 4GB RAM、推奨8GB RAM
サポートOS64-bit Windows・Linux・Docker Container
その他- Microsoft .Net 6.0
- SQL Server 2017 Express
- Visual C++ 2015
⊛必要な要件が検出されない場合は、Windowsインストーラーによって自動的にインストールされます
推奨ウェブ
ブラウザー
Google Chrome
Mozilla Firefox
Microsoft Edge
Microsoft Internet Explorer 11 以降(互換表示はサポートしていません)

機能仕様

入力ソース- 複合機 ・スキャナー(※)
- TWAIN (Umangoダッシュボードから Twainスキャナーを制御および管理)
- 電子メール (IMAP, POP3, Office365)
- モバイルデバイス
- ウェブブラウザ
- ネットワークフォルダ (社内共有フォルダ)
- OneDrive
- Sharepoint
- Google Drive
- Dropbox
- BOX
- Docushare (Docushare, Docushare Flex, Docushare Go)
入力
ファイル形式
- Excel ドキュメント (*.xlsx) (*.xls) (*.xlt) (*.xlsm)
- Word ドキュメント (*.docx) (*.doc) (*.dotx) (*.docm)
- パワーポイント (*.pptx) (*.ppt) (*.pptm) (*.ppsx) (*.potx)
- PDFファイル (*.pdf)
- OCR フォーマット (*.rtf) (*.txt) (*.html) (*.xml) (*.odt) (*.xml)
- タグイメージファイル (*.tif) (*.tiff)
- 画像フォーマット (*.heic) (*.heif) (*.hdr) (*.exif) (*.jpg) (*.jpeg) (*.png) (*.svg) (*.j2k) (*.jp2) (*.jfif) (*.jif) (*.jng) (*.webp) (*.ras) など
- グラフィックフォーマット (*.ai) (*.ps) (*.psd) など
- 電子メールメッセージファイル (*.eml) (*.msg)
- SONY カメラ 生画像ファイル (*.arw) (*.sr2) (*.srf)
- Canon カメラ 生画像ファイル (*.cr2) (*.cr3) (*.crw)
- KODAK カメラ 生画像ファイル (*.dc2) (*.dcr) (*.drf) (*.dsc) (*.kc2) (*.k25) (*.kdc)
- Nikon カメラ 生画像ファイル (*.nef) (*.nrw)
- Fuji カメラ 生画像ファイル (*.raf)
- Panasonic カメラ 生画像ファイル (*.raw) (*.rw2)
- Epson カメラ 生画像ファイル (*.erf)
- Casio カメラ 生画像ファイル (*.bay)
ドキュメント処理OCR エンジン
- ABBY
- Tesseract
- クラウドOCR (インターネット接続が必要)

OCR 情報抽出
- デジタルテキスト
- 手書き
- バーコード (1D ・2D)
- テキストブロック (複数行テキスト)
- テキスト行
- 縦書きテキスト
- マークシート(チェックボックス、クロス、○をつける形式、など)
- 表データ

高度な抽出
- 特定の言語だけを抽出
- テキストの周辺の線やボックスを無視
- 指定した形式(簡単なパターンや正規表現)に基づく抽出
- Umango AIに質問して情報抽出(例:「この文書の種類は?」「項目はいくつある?」「写真の車の色は?」)
- データベース検索
- 手動での入力や選択
- 自動翻訳

イメージ補正
- 自動分離 (OCRテキスト・バーコード・分離シート・空白ページ・AIで自動判断)
- 自動回転・傾き補正
- 文書の枠線の除去
- 白紙ページの除去
- 画像のスムージング・ドット除去・ノイズ除去
- コントラストと明るさの調整
- 画像の向き(オリエンテーション)調整
- デジタル署名 (テキスト・画像・バーコード・ウオーターマーク)
- テキストのハイライト・ぼかし処理
出力先動的フォルダとファイル名変更のサポート
- ネットワークフォルダ (社内共有フォルダ)
- OneDrive
- Sharepoint
- Google Drive
- Dropbox
- BOX
- Docuware
- Sharefile
- M-Files
- Docushare (Docushare, Docushare Flex, Docushare Go)

ワークフローシステム(ドキュメントのアップロード、メタデータとワークフローフォームの編集・追加)
対応システム
- Eclipse
- FileVine
- iManage
- Salesforce
- Affinity

高度な出力
- SQL データベース
- FTP/SFTP サーバー
- Webリクエスト(API)
- カスタムスクリプト (SDK)

その他
- プリンター (Umangoで処理された文書の印刷)
- 電子メール (IMAP, POP3, Office365) (添付ファイル付きメールのカスタマイズ送信対応)
出力
ファイル形式
標準形式(カスタマイズなし)
- ソースファイルと同じ形式
- Excel ドキュメント (*.xlsx) (*.xls)
- Word ドキュメント (*.docx) (*.doc)
- PowerPoint (*.pptx)
- PDF(画像PDF、テキスト検索可能PDF)
- 画像ファイル (*.jpg) (*.png) (*.tif) (*.jpg)
- OCR フォーマット (*.rtf) (*.txt) (*.html) (*.xml) (*.odt) (*.xml)

カスタム形式(出力設定を調整した形式)
- OCR フォーマット (*.asc) (*.csv) (*.dat) (*.htm) (*.html) (*.json) (*.log) (*.psv) (*.tab) (*.tsv) (*.txt) (*.xml) (*.yml) (*.yaml)

 エンベデッドアプリがなくても「ネットワークフォルダ」や「クラウドストレージ」を活用することで、多様な複合機やスキャナーと連携可能です。


ファイアウォールとネットワークポート

ポート番号タイプ目的説明
50080TCPポータルウェブサービスダッシュボードおよび複合機からの全サーバー要求の主要通信手段
50081TCP通知・メッセージダッシュボード内でのWebソケットメッセージ通信
443TCPライセンスチェックライセンス情報、更新通知、使用状況同期のためのHTTPS通信
443TCPクラウドAI・OCRクラウドAI有効時のAIサーバーとのHTTPS通信
443TCP入力・出力ウェブサービスDropbox、OneDrive、SharePoint等とのHTTPS通信
161 & 162UDPSNMPデバイス検出およびドライバ交渉に必要なSNMP通信
445TCPネットワーク内ファイルコピーCIFS/SMBによるネットワーク宛先へのファイルコピー通信
50021TCPFTPオプション:複合機・スキャナーでエンベデッドアプリを使用する場合のみ
40022-40037TCPパッシブFTPポートオプション:複合機・スキャナーでエンベデッドアプリを使用する場合のみ
50082TCPTWAIN スキャンオプション:TWAIN スキャナーを使用する場合のみ
389TCPLDAPオプション:LDAPサーバーに接続している場合のみ

アクセスURL

Umango サーバーが正常に動作するためには、Umango からアクセス可能なプライマリURLが必要です。また、サービスを利用する場合には、アクセス可能である必要があるオプションのURLもいくつか存在します。

プライマリ URL
URL説明
https://*.umango.com/*Umango の AI OCR リクエスト、ライセンスのアクティベーション、同期、およびチェック。
https://*.abbyy.com/*ABBY ライセンスのアクティベーション、同期、およびチェック。
オプション URL
Sharepoint/OneDrive
URL説明
https://login.microsoftonline.comベースURL
https://login.microsoftonline.com/{tenant}/oauth2/v2.0/authorize認証URL。{tenant} = 共通/組織のテナントID
https://login.microsoftonline.com/{tenant}/oauth2/v2.0/tokenトークンリクエストURL。{tenant} = 共通/組織のテナントID
https://graph.microsoft.comMicrosoft GraphのURL (APIのURL)
Dropbox
URL説明
https://api.dropboxapi.com/ベースURL
https://www.dropbox.com/oauth2/authorize認証URL
https://api.dropboxapi.com/oauth2/tokenトークンリクエストURL
https://content.dropboxapi.comDropboxのコンテンツ APIのURL
Google Drive
URL説明
https://www.googleapis.comベースURL
https://accounts.google.com/o/oauth2/v2/auth認証URL
https://oauth2.googleapis.com/tokenトークンリクエストURL
BOX
URL説明
https://api.box.com/2.0ベースURL
https://account.box.com/api/oauth2/authorize認証URL
https://api.box.com/oauth2/tokenトークンリクエストURL
Salesforce
URL説明
https://{instance}.salesforce.comベースURL。{instance} = Salesforce 組織に関連付けられたインスタンス
https://login.salesforce.com/services/oauth2/authorize認証URL
https://login.salesforce.com/services/oauth2/tokenトークンリクエストURL