Umango サーバーに接続できるデバイスおよびシステム、Umango で処理できるファイル形式、Umango で実行できる処理の種類、UmangoのAI OCRエンジン、ネットワーク要件、Umango でサポートされているOSとプラットフォームについて詳しく説明します。

機能仕様

入力ソース- 複合機 ・スキャナー(エンベデッドアプリ)
- TWAIN (Umangoダッシュボードから Twainスキャナーを制御および管理)
- 電子メール (IMAP, POP3, Office365)
- モバイルデバイス
- ウェブブラウザ
- ネットワークフォルダ (ネットワーク内に共有されたフォルダ)
- OneDrive
- Sharepoint
- Google Drive
- Dropbox
- BOX
- Docushare (Docushare, Docushare Flex, Docushare Go)
入力
ファイル形式
- Excel ドキュメント (*.xlsx) (*.xls) (*.xlt) (*.xlsm)
- Word ドキュメント (*.docx) (*.doc) (*.dotx) (*.docm)
- パワーポイント (*.pptx) (*.ppt) (*.pptm) (*.ppsx) (*.potx)
- PDFファイル (*.pdf)
- OCR フォーマット (*.rtf) (*.txt) (*.html) (*.xml) (*.odt) (*.xml)
- タグイメージファイル (*.tif) (*.tiff)
- 画像フォーマット (*.heic) (*.heif) (*.hdr) (*.exif) (*.jpg) (*.jpeg) (*.png) (*.svg) (*.j2k) (*.jp2) (*.jfif) (*.jif) (*.jng) (*.webp) (*.ras) など
- グラフィックフォーマット (*.ai) (*.ps) (*.psd) など
- 電子メールメッセージファイル (*.eml) (*.msg)
- SONY カメラ 生画像ファイル (*.arw) (*.sr2) (*.srf)
- Canon カメラ 生画像ファイル (*.cr2) (*.cr3) (*.crw)
- KODAK カメラ 生画像ファイル (*.dc2) (*.dcr) (*.drf) (*.dsc) (*.kc2) (*.k25) (*.kdc)
- Nikon カメラ 生画像ファイル (*.nef) (*.nrw)
- Fuji カメラ 生画像ファイル (*.raf)
- Panasonic カメラ 生画像ファイル (*.raw) (*.rw2)
- Epson カメラ 生画像ファイル (*.erf)
- Casio カメラ 生画像ファイル (*.bay)
OCR 情報抽出
処理
- デジタルテキスト
- 手書き
- バーコード (1D ・2D)
- テキストブロック (複数行テキスト)
- テキスト行
- 縦書きテキスト
- マークシート(チェックボックス、クロス、○をつける形式、など)
- 表データ
高度な抽出
処理
- 特定の言語のみ抽出
- テキストの近くの線やボックスを無視
- 特定の形式に基づいて抽出(簡単な形式または正規表現)
- Umango AIに聞く(これはどのような種類の文書?文書にはいくつの項目がある?写真の車の色は何色?)
- データベース検索
- 手動入力または選択
- 自動翻訳
イメージ補正
処理
- 自動分離 (OCRテキスト・バーコード・分離シート・空白ページ・AIに基づく)
- 自動回転
- 自動傾き補正
- 文書の枠線の除去
- 白紙ページの除去
- スムージング
- ドットの除去
- ノイズ除去
- コントラストと明るさの調整
- 向き(オリエンテーション)
- デジタル署名 (テキスト・画像・バーコード・ウオーターマーク)
- テキストのハイライト
- テキストのぼかし
出力先動的構造フォルダとファイル名の変更サポート
- ネットワークフォルダ (ネットワーク内に共有されたフォルダ)
- OneDrive
- Sharepoint
- Google Drive
- Dropbox
- BOX
- Docuware
- Sharefile
- M-Files
- Docushare (Docushare, Docushare Flex, Docushare Go)

ワークフローシステム (ドキュメントのアップロード、メタデータとワークフローフォームの編集/追加)
- Eclipse
- FileVine
- iManage
- Salesforce
- Affinity

高度な出力
- SQL データベース
- FTP/SFTP サーバー
- Webリクエスト(API)
- カスタムスクリプト (SDK)

その他
- プリンター (処理されたドキュメント印刷)
- 電子メール (IMAP, POP3, Office365) (添付ファイル付きのメールをカスタマイズして送信)
出力
ファイル形式
カスタマイズされていない内容
- ソースファイルと同じ形式
- Excel ドキュメント (*.xlsx) (*.xls)
- Word ドキュメント (*.docx) (*.doc)
- パワーポイント (*.pptx)
- PDF画像・PDFテキスト検索可能ファイル (*.pdf)
- 画像ファイル (*.jpg) (*.png) (*.tif) (*.jpg)
- OCR フォーマット (*.rtf) (*.txt) (*.html) (*.xml) (*.odt) (*.xml)

カスタムされている内容
- OCR フォーマット (*.asc) (*.csv) (*.dat) (*.htm) (*.html) (*.json) (*.log) (*.psv) (*.tab) (*.tsv) (*.txt) (*.xml) (*.yml) (*.yaml)

システム要件

ディスク
ストレージ
アプリケーション用に 3GB、さらに 15GB 以上の空き容量
メモリ最低 4GB RAM、8GB RAM (推奨)
サポートOS64-bit Windows・Linux・Docker Container
その他- Microsoft .Net 6.0
- SQL Server 2017 Express
- Visual C++ 2015
⊛必要な要件が検出されない場合は、Windowsインストーラーによってインストールされる
ウェブ
ブラウザー
Google Chrome(推奨)
Mozilla Firefox(推奨)
Microsoft Internet Explorer 11 以降(互換表示はサポートしていません)
Microsoft Edge(推奨)
複合機・
スキャナー
技術的には、Umango は「ネットワーク フォルダ」または「クラウド ストレージ」入力を使用して、すべての複合機とスキャナーの統合をサポートしています。
複合機・スキャナーのエンベデッドアプリ詳細については、お問い合わせください。
OCRエンジン- ABBY
- Tesseract
- クラウドOCR (ネット接続が必要)

ファイアウォールとネットワークポート

ポート番号タイプ目的説明
50080TCPポータルウェブサービス重要。ダッシュボードと多機能デバイスからのすべてのサーバーリクエストのプライマリ通信ポート
50081TCP通知・メッセージダッシュボード内のWebソケットメッセージングと通知
50021TCPFTP複合機・スキャナーエンベデッドアプリにのみ必要
40022-40037TCPパッシブFTPポート複合機・スキャナーエンベデッドアプリにのみ必要
50082TCPTWAIN スキャンTWAIN スキャナーにのみ必要
161 & 162UDPSNMPデバイスの検出とドライバーの通信
389TCPLDAPLDAPサーバーに接続している場合にのみ必要
445TCPネットワーク内ファイルコピーネットワークフォルダ/SMB/CIFSを入力または出力として使用する場合に必要
443TCP入力・出力ウェブサービスウェブサービスを入力または出力として使用する場合に必要 (Google Drive, SharePoint, など)
443TCPクラウドAI・OCRクラウドAIまたはOCRが有効になっている場合、AI OCRサーバーに安全なhttpsリクエスト送信
443TCPライセンスチェックライセンスの有効性、ソフトウェア更新の可用性、ページの使用状況に関する情報を伝えるために、Umango ライセンス サーバーと定期的に同期

アクセスURL

Umango サーバーが適切に動作することを確認するために、Umango からアクセスできる必要があるプライマリ URL と、サービスが使用される場合にアクセス可能である必要があるオプションの URL がいくつかあります。

プライマリ URL
URL説明
https://*.umango.com/*Umango の AI OCR リクエスト、ライセンスのアクティベーション、同期、およびチェック。
https://*.abbyy.com/*ABBY ライセンスのアクティベーション、同期、およびチェック。
オプションの URL
Sharepoint/OneDrive
URL説明
https://login.microsoftonline.comベースURL
https://login.microsoftonline.com/{tenant}/oauth2/v2.0/authorize認証URL。{tenant} = 共通/組織のテナントID
https://login.microsoftonline.com/{tenant}/oauth2/v2.0/tokenトークンリクエストURL。{tenant} = 共通/組織のテナントID
https://graph.microsoft.comMicrosoft GraphのURL (APIのURL)
Dropbox
URL説明
https://api.dropboxapi.com/ベースURL
https://www.dropbox.com/oauth2/authorize認証URL
https://api.dropboxapi.com/oauth2/tokenトークンリクエストURL
https://content.dropboxapi.comDropboxのコンテンツ APIのURL
Google Drive
URL説明
https://www.googleapis.comベースURL
https://accounts.google.com/o/oauth2/v2/auth認証URL
https://oauth2.googleapis.com/tokenトークンリクエストURL
BOX
URL説明
https://api.box.com/2.0ベースURL
https://account.box.com/api/oauth2/authorize認証URL
https://api.box.com/oauth2/tokenトークンリクエストURL
Salesforce
URL説明
https://{instance}.salesforce.comベースURL。{instance} = Salesforce 組織に関連付けられたインスタンスによって
https://login.salesforce.com/services/oauth2/authorize認証URL
https://login.salesforce.com/services/oauth2/tokenトークンリクエストURL