ーAI機能を利用しない場合でも、業務は成立しますー

はじめに

UmangoはクラウドAIを活用した高度な文書処理が可能ですが、閉域網・オンプレミス環境ではセキュリティ要件上、クラウドAIサーバへの接続ができないケースがあります。

本ページでは、

  • 完全に利用できなくなる機能
  • 代替手段として可能なこと
  • 問題なく利用できる機能

を明確にご説明します。

閉域オンプレ環境で「完全に利用できなくなる機能」

閉域網・オンプレミス構成では、クラウドAIサーバに接続できないため、以下のAI機能は利用できません。

  • AI OCR
    • 手書き文字の認識は不可
  • AskAI / AI Assistant
    • 自然言語による指示や抽出は不可
  • AIによる文書仕分け
    • AI判断による帳票分類は不可

👉 これは技術的制約であり、事前に明示される前提条件です。

閉域オンプレ環境でも「代用できること」

AI機能が使えなくても、業務を成立させる代替手段があります。

OCR・文字認識
  • 手書き文字そのものは認識不可
  • ただし、
    • ✔ 手書きチェックマーク
    • ✔ コンピュータ作成の印字文字は問題なく認識可能
帳票読み取り
  • AskAIによる自然言語指示が使えないため、
    • レイアウトが毎回微妙に変わる帳票は難易度が上がる
  • しかし、
    • 全く同一レイアウトの帳票であれば正確なゾーン指定により安定した読み取りが可能

また、

  • 正規表現(Regex)を用いたデータ抽出も可能
  • 自然言語より専門知識は必要だが、制御性・再現性は高いのが特徴
文書仕分け
  • AIによる自動仕分けは不可
  • 代替として、
    • Umangoが生成するバーコード/QRコードを帳票に印刷
    • これを用いた高精度な仕分けが可能

👉 実運用では、AIが使える場合でもバーコード仕分けを推奨するケースが多く、安定性・誤判定防止の観点ではむしろ有効です。

閉域オンプレ環境でも「問題なく使える機能」

クラウドAIに接続しないだけで、それ以外の機能は基本的にすべて利用可能です。

  • ユーザー権限管理
  • 入力コネクタ
  • 各種連携API設定
  • 認証機能(AD / LDAP 等)
  • ログ管理・監査対応

※ インターネット接続がないため、 OneDrive / Box などのクラウドストレージ連携は利用不可

コスト面のメリット

閉域オンプレ構成では、

  • クラウドAI機能を利用しない分
  • ライセンス費用が約20%低減

👉「AIを使わない=高コストでもったいない」ではなく、要件に応じた適正価格での導入が可能です。

まとめ

  • 閉域オンプレではAI機能は使えない
  • しかし、代替手段により業務は十分成立
  • むしろ制御性・安定性を重視する現場には適した構成
  • コスト面のメリットもあり

AIを使わない選択も、Umangoは想定しています